首里城火災により破損した石材と
イルミネーション照明を組み合わせたアート作品
「首里城復興」をテーマとした
「The Light of Hope 希望の光 」 新設
美らヤシパークオキナワ 東南植物楽園(株式会社東南植物楽園 所在地:沖縄県沖縄市、園長:宮里 高明、以下当園)は、 2019 年 10 月 31 日に発生した首里城火災により破損した石材と、イルミネーションで使用する電飾と照明を組み合わせ「首里城復興」をテーマとしたアート作品の展示エリアを新設しました。
2019年 10 月 31 日未明、那覇市の首里城正殿内部より火災が発生し、正殿を含む 9 つの施設が焼失しました。この事は県内外の人々に大きな衝撃を与え、沖縄の象徴を無くした喪失感と悲しみは人々の心に深い傷跡を残しました。この作品は、その火災により破損した石材を使用し、「首里城復興」をテーマに、雨風に耐えながら力強く育つ植物の様に、悲しみが時間と共に昇華され希望へと成長していくイメージを、屋外の植栽環境を活かしたインスタレーションとして制作しております。
【石材使用詳細 】
①・②礎石(そせき) 建造物の基礎にあって柱などを支える石。 使用 3 個
③石高欄(いしこうらん 宮殿、堂舎などのまわりや橋、渡り廊下等の両側に設けた欄干 使用 61 個
※破損石材について
2021年 6 月 に 沖縄県土木建築部より 、県内の博物館 ・ 博物館相当施設宛てに 『 首里城火災破損石材等 の 活用事業 』 募集へ応募し活用しております 。
●新設エリア
「 The Light of Hope 希望の光 」
・立案制作担当
学芸ガイド部 照屋 雄之(てるや たけひさ)
・展示期間 展示中 ~2022年5 月 29 日(日)
・設置場所 水上楽園エリア内
・ライトアップ 17:00~22:00