こんにちは。
12月ですが、まだ温いですね。
そのおかげなのか、町ではピンク色のお花が真っ盛りです。
トックリキワタ
chorisia speciosa パンヤ科
園内でも今真っ盛りです。
もともと南米原産のこの木。今から約50年ほど前に沖縄に渡来して以来、県内の街路樹などいたるところに植えられています。
今年はとてもよく咲いていますね。
お客様と話をしていると、トックリキワタの名前の意味を聞かれることがあります。
「トックリは形からわかるけど、キワタは何?」
と。
「キワタ」、つまり、木になる綿のことです。
綿花と呼ばれるものは、アオイ科ワタ属の植物から取られ、畑で大規模栽培されているイメージがありますね。
トックリキワタはあの大木の上に綿がつきます。
最初に見たときは、綿花のイメージが強すぎて、木の上に綿がつく姿に衝撃を受けました。
もちろん、綿として使用されることもあり、救命道具などにも利用されているようです。
実際に綿がつく姿はあまり見たことがないかたも多いかもしれませんが、今年はいたるところで花が咲いています。
もしかすると綿がつく姿も見られるかもしれませんね。
aikoでした。