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植物 2016.04.02
あま~いお話
みなさんこんにちは、ガイドTです。
 
あっというまに3月も終わり、もう4月ですね。
沖縄では県内で一番多く栽培されている農作物が収穫の時期を終える頃です。
それは・・・
 
 
 
砂糖の原料となるサトウキビ!!

イネ科サトウキビ属
正式名称は甘蔗(かんしゃ)
 
沖縄の方には馴染みな作物ですが、県外のお客様に紹介すると興味深そうになされる方が多いですね。
 
 
サトウキビの原産は現在のニューギニア。なんと1万7千年も前から作物として栽培されていたそうです。
沖縄へは、インド→中国→琉球と伝わり。1623年に儀間真常によって製糖法が伝来しました。
 
現在沖縄でサトウキビから作られている砂糖には2種類、グラニュー糖などの原料となる「分蜜糖」、黒糖と呼ばれている「含蜜糖」があります。
県内のほとんどのサトウキビが分蜜糖の製造に使われてます。
 
サトウキビは捨てるとこが無く、
しぼり汁からは、砂糖・バイオエタノール・家畜の餌・液肥・化粧品。
しぼりカスは、製糖工場の燃料・堆肥。
等に使われ、とてもエコな作物であり産業です。
 
 
長年沖縄の経済を支えてきたサトウキビ。
園内にも数本植えられていて、いまひっそりと花を咲かしています。
ご来園の際は是非探してみて下さいね。
 

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