こんにちは、スタッフのミイです。
蓮の満開時期は過ぎて、今は花托部分(ハチス)が増えてきましたね。
そうなると、楽しみなのが種の収穫です。
園内の蓮は、数種類が混ざって生えている事と、自然交配なので咲くまでどんな花が咲くのかわからない楽しみがあります。
という事で、今回は蓮の芽が出るまでを試してみたいと思います。
まずは採取です。
上の未熟な種では無く、下の茶色になった花托から種を採取します。
事務所に戻ってから選別作業です。
丸っこい種と、小さくしわになっている種に分けます。
しわになっている種は胚珠が十分に育っていないことが多いです。
割ってみました。
見ての通り、左端の種の中がよく詰まっていますね。
さらに、水に浮かべて選別してみました。
全部を開けての確認は出来ないので、水に沈むものは中身が詰まっている。浮かぶものは空洞が多い。と予想して分けてみました。
両方の種から芽が出たらいいなと思いつつ、今回はどちらの種も発芽の準備をしてみたいと思います。
先輩に教えてもらった方法でやってみた。
種のお尻の方に穴を開けて、給水をさせます。
ヤスリで穴を開けても良いそうです。
先輩は、中の胚珠に傷が付かなければ大丈夫と言って、ネジで開けていました。
見づらいですが、こんな感じです。
あとは、水に付けて芽が出るまでの水替えと観察をするだけですね。
ぷかぷか浮いている種も給水をして沈む可能性もあるので、どんな結果がでるのかわくわくですね。
種に変化が出たら、報告したいと思います。
スタッフのミイでした。