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2016.11.21
パイナップルではないよ
こんにちは。

このところ、過ごしやすい気候になってきました。
沖縄では短い秋の到来です。

さて、この時期園内でたわわになっているのが、こちら。

タコノキ(ビヨウタコノキ)です。

木からぶらぶらと着いているので、たまにお客様からこれは何か、と聞かれることがあります。
沖縄で多く見られるアダンにも似ていますが、こちらはマダガスカル原産のビヨウタコノキ。すっと上に伸びていくのが特徴です。
ちょうど今、園内はこのタコノキの花盛りです。

タコノキのお花は雄と雌が別々の木に着きます。
こちらは雄の花。甘い香りがするので、咲き始めは大量のミツバチがやってきます。
そして、雌の花はこちら

既に、実が着いているようにみえますが、ちゃんとお花です。
この状態から1週間もすると、パイナップルのようなぼこぼことした果実の姿に変わるという、とってもスピーディーな花なのです。

さて、園内ではもう一つ別の種類のタコノキが見られます。
それがこちら、

オガサワラタコノキです。
こちらは小笠原諸島に自生する固有種。
アダンと同様、オレンジ色に熟した果実は甘く、美味しく食べることができます。

オガサワラタコノキとビヨウタコノキ、違いは果実を見るとはっきり分かりますが、今日はもう少し細かい見分け方を伝授します。
それは、棘の色です。(細かすぎ~)

オガサワラタコノキの棘は、色があまりはっきりしませんが、

ビヨウタコノキは棘が赤い。
これで、果実が無くても見分けられますね。

「ん~~ あまり使うところが無いネタだ」と思った方。

是非来園して、お連れ様に自慢してみてください。
(自慢になるかどうかは分かりませんが。。)

aikoでした。


 

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